三年番茶は、胃に優しい
三年番茶は胃の中の環境を良くしてくれる飲み物。
胃に負担を掛ける暴飲暴食、ストレス。その結果、胃の中を酸性過多にします。
三年番茶は、食品の中で数少ないアルカリ性食品に分類され、
三年番茶のアルカリ性は、酸性に偏った胃を中和してくれるので、
胃の負担を軽減してくれると言えます。
暴飲暴食をすると、胃酸が過剰に出るため、酸性過多となりますが、
実は、現代の食事は酸性食品が非常に多いため、少量であっても
胃の中は、酸性過多状態に陥っていると言えます。
※Amazonより、「熟成三年番茶」の写真
三年番茶のカフェインは胃を傷つける?
「胃を傷つける飲み物」と聞くと、コーヒーを連想する人も多いと思います。
コーヒー豆には、様々な種類の酸が含まれています。
カフェインが、胃を傷つけている!という人もいますが、
実は、胃を傷つける成分は、クロロゲン酸。
ただし、カフェインは刺激物なので、アルコールと同じく神経を刺激します。
ストレスと同じで、自律神経の興奮状態が続くと、胃が正常に働かずに、
胃酸をドバドバ出してしまい、結果的に胃を傷つけることとなります。
お茶にも、タンニン酸と言われる刺激物が存在し、カフェインと同じく
胃に負担をかけてしまうとされています。
それでは、なぜ三年番茶は胃に優しいと言われているのでしょうか?
それは、三年番茶にはカフェインやタンニンという成分が非常に少ないからです。
荒茶で三年間熟成した三年番茶は、カフェインやタンニンといった刺激物が
成分変化することで、丸みのある優しい味わいになります。
あまり知られていない酸性のお茶とは?
お茶は、人と同じ生き物。
人は、食生活によって、身体の中が酸性過多になると言いました。
実は、お茶も同じです。酸性過多になります。
日本のお茶の95%は、農薬や化学肥料で栽培されていると言われています。
その畑は、土壌診断をすると、酸性過多になっています。pH値(ペーハー)で3〜3.5
酸性過多のため、お茶の根っこは傷つき、これを根焼けと言います。
お茶の根焼けの症状は、人間の胸焼けに似てますね。
肥料を撒いても、根焼けした根からは十分な栄養が吸収出来ない。
お茶も人間と同様に、食生活が酸性過多となっています。
一般的には知られていませんが、有機栽培の畑の中には
pH値(ペーハー)が、中性に近い畑があります。
そこで育てられたお茶は、しっかり根を張り巡らせています。
根っこの長さは、化学肥料などを使用する畑の2倍以上と言われます。
お茶は、もともとアルカリ性の食品と言われますが、
アルカリ性の中にも、栽培環境の違いがうまれると言えますね。
それでは、今日はここまで。
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